大阪ミナミの戎橋の下に、通称「グリ下」と呼ばれ、若者の集まる場所があります。
互いに見知らぬ少年少女が集まる現象が起きていて、大阪・道頓堀の観光名所であるグリコの看板のたものに集まるため「グリ下」と名付けられました。
コロナ禍で、飲食店や商業施設が時短営業や休業を余儀なくされていた去年の夏頃から、若者たちの「居場所」となっています。
しかし、未成年の飲酒やけんかなど、トラブルにつながるケースや、最近では市販薬で「バキる」のが流行っており、大阪府警は見回りの強化などに乗り出しています。
なぜ「グリ下」に若者たちが、何の目的で集まるのか、最近では、市販薬で「バキる」という行為が流行っているのかを調べました。
若者がグリ下に集まるのはなぜ?
若者がグリ下に集まる理由を調べました。
以前、テレビでも「グリ下」について紹介されたことがありました。
集まっている若者は、小学校の高学年から20歳を超える若者もいます。
集まる理由については「友達が欲しい」「この場所が唯一の居場所である」「家出中」など色んな理由があります。
話相手や、相談相手のいない少年、少女たちには、たまに現れて話を聞いてアドバイスをしてくれる、お兄さん的存在の人物がいて頼られているそうです。
理由の一つとして、一番多かったのが「親に虐待を受けるのは嫌で、帰りたくない」という子たちが多かったです。
去年の夏ごろからSNSで「グリ下」を知った若者たちが次第に集まり出したわけです。
癒しと、自分の居場所を求めて若者たちが集まり出したのは納得ができます。
バキるとは何?
最近、グリ下で流行りだしているのが、「バキる」と呼ばれる行為です。
簡単に説明しますと、バキるとは違法でない市販薬を(オーバードーズ)大量に摂取し、しげきを求めることです。
いくら、市販の薬であっても大量に摂取すると、身体に悪い影響を与えるのは言うまでもありません。
例えば、バファリンを大量に飲んだりすると、胃があれたり鎮痛剤なので麻薬を使用した時のような感覚があったりするそうです。
気持ちが高ぶり、ビルの上から飛び降りたり、心臓が止まりそうになり救急車で搬送された若者もいるそうです。
何かに頼りたくて、そのようなこういをしているのでしょうが、本当に身体のためには悪いので怖い行為です。
絶対にやってはいけません。
大人たちは?
そんな若者たちを救おうとする大人たちもいるようです。
yuutyubuから動画を引用しました。
親に乱暴され居場所を失くした少年、少女たちのとって救いになれば良いのですが。
さいごに
最後になりますが、大阪みなみの「グり下」と呼ばれる若者たちの集う場所について書かせてもらいました。
それぞれ、色んな事情はあると思いますが、早くこの場所からはなれ、しっかりと目的、目標を持ち生きていける大人になってほしいです。
まだまだ若いので、いくらでもやり直せるでしょう!
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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