一昨年くらいから、街中で夏の暑さをしのぐために、若い女性を中心に手に持って歩いているのを見かける人気の商品ハンディ扇風機!各メーカーから、多数の商品が出され、あちこちで販売されているのを見かけます。
お値段のほうも、以外とリーズナブルでお手軽に買うことができて、毎日、歩いて行動する方々には、今や欠かすことのできない存在となりつつあります。
その反面、突然爆発したりする、とても危険なリスクもあるそうです。
なぜ、そのような事故が起こってしまうのか調査しましたので、是非ともご参考にして頂けたらと思います。
爆発事故はどれくらい?
2021年の読売新聞の記事による発表では、2019年度から20年度までの2年間で発火事故が計37件起こっています。
そのうち充電中の事故が14件で、使用中の事故は6件で、2名の方が、やけどなどのケガをされています。
また、間違えて、家庭ごみで捨ててしまい、ごみ収集車で回収される際に発火する事例も確認されています。
今年の夏も、6月から猛暑日続きで、ハンディ扇風機の方も爆発的に売れていますが、使い方やふとした原因で、このような事故が起こってしまうという事を、あらかじめ知っておくのも使用するうえで大切なことではないかと思います。
爆発する原因とは?
ハンディ扇風機の多くには内部にリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USB経由で簡単、手軽に充電できるので購入する方が多く人気の商品です。
しかし、リチウムイオンバッテリーは衝撃や高温、水分に弱く、取り扱い方によってはバッテリーの発火や爆発を起こしてしまい、ケガや火災の原因になります。
ハンディ扇風機に内蔵されている、リチウムイオン電池は発火しないように設計されておりますが、以下の事に注意して使用するようにして下さい。
- 地面に落とすなど強い衝撃を与えないようにする。
- 直射日光の当たる車内など高温になる場所に放置したり、高温の場所にはおかないようにする。
- 雨水や海水、飲み物など、水分がかからないようにする。
もし、強い衝撃を与えてしまったなど上記の項目に当てはまる場合は使用を中止すること。
メーカーや販売店に相談するのも良いかと思います。
買い替えなどで不要になった製品を廃棄する場合も注意が必要です。リチウムイオンバッテリーが内蔵されているので、燃えないゴミとして捨てることはできませので、自治体の定められた、処分方法で廃棄することが必要です。
以上の事に、注意して、使用して頂くことをおすすめします。
さいごに
手軽で、とても便利なハンディ扇風機ですが、扱い方を間違えてしまったりすると、危険な事故に巻き込まれてしまう恐れもあります。
せっかく、少しでも暑さをしのごうと購入した、またこれから、購入をお考えの方もおられると思いますので、簡単にご紹介させていただきましたが、是非とも豆知識として知って頂いて、暑さを乗り切って下さい。
熱中症対策の水分、塩分などの補給も、しっかりとして頂いて、良い夏を!
最後まで、お付き合いいただいて、ありがとうございました。
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