参院選の遊説中に銃撃され、亡くなった故安倍晋三元首相の国葬9月27日に行われることが、正式に岸田総理から発表されました。
世論調査では、賛成が51パーセント、反対が43パーセントほどで、ザックリとみて約半々の数字です。
国葬では、政治家をはじめ各界の著名人や、海外からの弔問に来られる要人関係者、そして阿部元総理を支持していた、一般弔問者を含め、かなりの弔問者数が予測されます。
国葬当日の警備体制はどうなるのでしょうか?
安倍元総理が銃撃された時の警備体制!
安部元総理が銃撃された、7月8日の警備体制とSPの数は、元総理が地方で選挙の応援演説をするときの警備体制、一般的には次のように決まっているそうです。
▼SP(=要人警護が専門の警察官)は1人。都内の場合にはこのSPは2人になるということらしいです。
▼地元の県警は30人から40人。この中にはSPの講習を受けた警官の方が含まれており、その方が指揮を執っているそうですが、阿部元総理の場合は、場所にもよりますが、阿部さんの場合は人気があり人が集まりやすいので、50人くらいは、いたのではないかと思われます。
色々と問題にはなっていましたが、決して手薄ではなく、山上容疑者が二発目の発砲をする直前にSPの方が防弾性のあるバッグをもって、阿部さんをかばうように、駆け寄る姿も動画で見ました。
安倍さんに命中したのが、本当に不運でなりません。
国葬時の警備体制やSPの数は?
さて、国葬時の警備体制やSPの数はいったい何名くらいになるのでしょうか?
海外から、弔問に来日される要人には、その方のSPがかなりの数で警護するためについてこられるでしょうし、199か国の代表の弔問者が何名でSPが何名なのかは、想像もつきません。
プーチンさんが来ないことだけは、わかっています。
2000年に日本武道館で行われた故小渕恵三氏の合同葬では、現職で病に倒れて、そのまま亡くなられたこともあり、当時のアメリカのクリントン大統領や金大中韓国大統領はじめとする150以上の国や地域から要人が参列し、死去から1カ月もたたずに行われた式典当日には、警視庁は1万人を動員して警備に当たりました。
今回の安倍元総理の国葬では、その時を上回ることが予測され、他県警からの応援の警官も動員されるのではないでしょうか。
警視庁も総力?
岸田総理が国葬実施を発表した翌日の7月15日に、警視庁は山本仁副総監をトップとする「警備対策委員会」を設置し国葬にむけた準備を本格化しました。
全庁で取り組むために、8月下旬~9月中旬に予定していた人事異動を国葬後に先送りしたそうです。
失敗は、けして許されないので警視庁も総力を上げての警備にあたると言うことが伺えます。
さいごに
安倍元総理が、銃撃されたとニュースが流れたときは、こんな事件が本当に日本で起こってしまったのかと、この目をうたがいました。
そして、お亡くなりになられたと聞いたときは、とてもショッキングでした。
この報道を見て、山上容疑者を真似して、有名になりたかったとか、刑務所に入りたいからとか、死刑になりたいからとか、本当に意味不明な理由で犯罪を犯す人がいます。
現在、山上容疑者は、犯行の動機が不純なため、責任能力があるかどうかを鑑定を4か月間かけてするそうですが、しっかりと罪を償ってほしいと思います。
立派な重大犯罪です。
国葬では、二度と同じような事件が起こらぬよう、警視庁が万全の警備にあたってくれるでしょう。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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