21日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国記者会見で、岸田総理が会見を終えて演台から離れようとした際に、会場にいた男性記者から核廃絶問題について追加の質疑を求める声が上がりました。
岸田総理は「逃げるんですか」の記者の一言に再び演台に戻り、約3分間質問に答えた。
総理は核軍縮問題を自身のライフワークと公言するだけに、「逃げるんですか」との一言に我慢できなかったようです。
「逃げるんですか」と総理に発言した記者は誰で、どこの会社なのかを調べました。

「逃げるんですか」の記者は誰?
岸田総理に「逃げるんですか」と発言した記者が特定できました。
岸田首相の会見の最後で声を上げ、核軍縮ビジョンについて最前列から問いました。岸田氏は事前に決まっていた4社の質問に答えただけだったので、「事前に決まっていた4社以外にも答えて欲しい。核軍縮ビジョンについて質問させて下さい」と訴えましたが、それでも答えてくれず、「逃げるんですか」とさ… さらに表示
上記のツイートより、総理に「逃げるんですか」と発言した記者は、尾形聡彦(としひこ)さんだという事が分かりました。

尾形聡彦さんは何処の記者?
尾形記者は慶應義塾大学卒業後、1993年に「朝日新聞」に入社しました。
2015年5月に朝日新聞機動特派員に就任しました。
しかし、現在では既に朝日新聞を退社されており、現在では「Arc Times」というデジタルメディアの編集長を務めています。
尾形さんの経歴

1969年生まれ
1993年
慶應義塾大学卒業後、朝日新聞に入社
秋田・千葉支局を経て経済部に配属され、財務省、鉄鋼業界、証券業界、流通業界などを担当
2000年~2001年
スタンフォード大学 客員研究員
2002年~2005年
サンノゼ特派員としてシリコンバレーを取材
2008年~2009年
ロンドン特派員として欧州経済を取材
2009年~2012年
ワシントン特派員としてホワイトハウスや財務省などを取材
2015年
経済部次長・国際報道部次長を経て機動特派員に就任
2022年6月30日
朝日新聞を退社
2022年7月
Arc Timesを設立
現在は編集長でありながら社長業もされています。
世間の声
このG7での細かい成果のことはわからないが、岸田が嫌いだった自分からしては見ててよくやっていたと思う。
完璧ではないが、リーダーシップは取れていた。
この会見も紙など見ずに自分の言葉で発してたし、ロシアや中国、北朝鮮に対しても名指しで非難する発言は良かった。
大袈裟かも知れんが勇気が感じられたと思う。
逃げる逃げないの発言でも答えたのは好感もてる。
ヤフーニュースより引用
逃げるんですか?
っていう前に、誰に物を言うてんの??って話だがな。時間が決まった中で要点を絞って話したんだからそれ以外何があるのか??
政治も腐ってるけど、それを監視し疑問を投げ掛けるメディアも腐ってる。
記者としての態度ではなくおかしいだろ、総理大臣に対するものではない。
ヤフーニュースより引用
さいごに
最後になりますが、G7サミット閉幕時に岸田総理「逃げるんですか」と発言し話題となりました記者の尾形聡彦(としひこ)さんについて書かせてもらいました。
尾形さんの総理に対する発言には賛否両論ですが、核問題への国民の関心を高めたでしょう。
今回のG7サミットは失敗だというニュースもありますが、現在も戦争が行われている国が早く終結し平和な日々が訪れるのを一番に願います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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