静岡バス横転事故の運転手は誰?原因や会社についても

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10月13日午前11時50分ごろ、静岡県小山町の県道「ふじあざみライン」で「観光バスが横転し、けが人が複数人いる」と県警に通報が入りました。

御殿場署などによりますと、横転したバスには、ツアー参加者の34人と運転手、添乗員の計36人が乗っており、このうちツアー参加者の無職枝川恵美子さん(74=埼玉県入間市)が死亡、残る35人全員がけがをした。35人中少なくとも6人が大けがをしました。

最近、バスの事故がよく起きますが、バスを運転していた運転手、事故の原因、バス会社について調べました。

事故を起こした運転手は誰?

死亡者までだした、事故を起こした運転手は誰なのでしょうか?

事故を起こした運転手は、埼玉県飯能市に住む、野口祐太容疑者(26歳)と若く観光バスを運転し始めて間もないはずです。

野口容疑者は入社後の乗務員歴は約1年3カ月で、事故歴はありませんが、今回の道は初めてだったそうです。

運行前の点検で車体に異常はなかったそうです。

野口裕太容疑者は、「事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認め現行犯逮捕されています。

経験が浅いのに、お客さんをのせて、初めてのコースを走らした会社にも当然。責任はあります。

事故の原因は?

野口容疑者が事故を起こした原因を考えますと、一部に報道では、野口容疑者が「ブレーキが利かなかった」と話をしていて「フェード現象」が原因ではないかと指摘されています。

フェード現象とは、どんな現象なのでしょう?

フェード現象は、フットブレーキを多用しすぎて、ブレーキ自体が過熱し制動能力が著しく低下する、利かなくなってしまう現象です。

簡単に説明しますと、ブレーキを踏みすぎて熱を持ち、焼けてしまうんですね。

そんな経験のある方もいるかと、長い峠道などの下りで起こりやすいです。

大型車には、排気ブレーキと呼ばれるものがあり、バスの年式や車種のメーカーによっても多少ちがいますが、目的は同じです。

排気ブレーキと、フットブレーキを上手く併用して使えば事故は避けられたのではないでしょうか?

ベテランの大型バスのドライバーさんの話では、ここのコースは慣れてないと難しいそうです。

それと、次の目的地への到着時間などを考えてあせった容疑者がスピードを出しすぎての事故だということも考えられるでしょう。

バス会社はどこ?

今回の事故を起こしたツアーを主催した会社と、バス会社は、東京の旅行会社「クラブツーリズム」とバスを運行した埼玉県のバス会社「美杉観光バス」です。

この2つの会社は、午後5時半から記者会見を行い謝罪をしました。

美杉観光バスは、インバウンド系の運行が主流でしたが、コロナ過で外国人観光客が来ない現在では、日本人の観光客を乗せて走っていたのでしょう。

バスを走らせるのは仕方がありませんが、ツアーのスケジュールに問題があったのではないでしょうか?

慌てると、事故は起こりやすいです。

さいごに

最後になりますが、死者、重傷者が出るような大きな事故になりました。

せっかく楽しいはずの旅行が台無しどころか、とんでもない悲劇となりました。

お亡くなりになられた方のご冥福と、ケガをされた方の早期の回復をお祈りいたします。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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