飲食店などで撮影された迷惑行為の動画が拡散し、インターネット上で炎上する事態が相次いでいます。
飲食店側では「毅然とした対処」をするとハッキリと明言しています。
弁護士ドットコムは、会員の弁護士に迷惑行為への企業の対応についてのアンケート(実施期間:2023年2月8日~10日)を実施し、100人から回答が寄せられました。
スシローやその他の迷惑行為を受け被害にあった店舗を持つ企業が、名言している「愕然とした法的対応」とはなにか、また法的対応をとられた加害者や家族はどうなるのでしょうか。
弁護士100人の意見
被害にあったスシローでは、客側からの謝罪を受けた後も「刑事、民事の両面から厳正に対処」すると発表した。これに対して、9割近くの弁護士が「賛成」「やや賛成」と回答し、企業側の対応を支持していることがわかった。
回答した弁護士からは「メディアがことさらに騒ぎ立てることには感心しない」「ネットリンチが苛烈すぎる」など、迷惑行為をした人だけではなく、報道や世の中の反応について疑問視するコメントも寄せられた。「本来であれば、学校教育や家庭教育でインターネットの影響の大きさを伝えるべき」など、教育や啓発の必要性を訴える意見もみられた。
ライブドアニュースより引用
100人の弁護士さんの9割が、謝罪をうけたにもかかわらず、「民事、刑事の両面で厳正に対処」するスシローの判断に賛成しています。
事の重大さに気づき、保護者と一緒に岐阜県の高校生がお店に謝罪に行きましたが、とりあってもらえなかったのは皆さんもご存じだと思います。
学校側にも、誹謗中傷の電話や取材などが多数よせられ対応に困ったとか。
その後、加害者の男子生徒は、自主退学しています。
愕然とした法的対応とは?
愕然とした法的対応とは具体的にどんな内容になるのでしょうか?
簡単に言えば、民事事件、刑事事件として処罰を受けることになるのですが、スシローが取った対応のように、謝って済むような簡単な問題ではないという事です。
迷惑動画の投稿が悪影響を及ぼし、株価が大きく下落しています。
これは、大手企業にとっては死活問題です。
賛成としている弁護士さんは、「保護者の責任も検討すべき。損害額はかなり莫大で、加害者側は破産することになると思うが、責任追及したことを社会に発信し、同種犯を防止することができると思う」など、今後の迷惑行為防止のために償うべ時期であると述べられています。
刑事的には、「刑事でも警察検察が重い処分を下すとは思えない。厳正対処をうたっても実行可能性が乏しいため、むしろ美談づくりに利用したほうが企業イメージ向上につながるのでは」としたうえで「反対」を選択した弁護士もいたそうです。
スシローに限らず、迷惑動画が拡散され炎上したほかの店舗も同じような対応をしていくのは間違いないです。
長年、積み上げたお店や会社を守るための対応なので当然の事です。
加害者や家族はどうなる?
さて、加害者や加害者の家族はどうなるでしょうか?
加害者本人は、どうやら未成年者がほとんどで裁判になり多額の損害賠償命令が出ても、支払いの能力がありません。
となると、親が責任をとり支払わなければなりません。
どれ程の金額になるかは、想像がつきませんが、弁護士さんの意見では、「破産しなくてはいけない」と言われているので、かなりの金額を請求されることになるのでしょう。
刑事事件では、加害者は家庭裁判所で審判をうけ、施設送りになったりするのではないでしょうか?
軽い気持ちで、いまだに迷惑動画が投稿されていますが、家族や周りの人間にも大変な迷惑がかかるという事にはやく気づいてもらいたいです。
さいごに
最後になりますが、スシローの迷惑動画に対する「愕然とした法的対応」についてかかせてもらいました。
いまだに、あちこちの店舗で迷惑動画が撮られ投稿が絶えることはありません。
やっている本人たちはうけていると勘違いをしていますが、お店やお客さん、世間の人たちは本当に迷惑で不愉快な思いをしています。
たとえ未成年であっても、罪を償い再犯を起こさないように反省してもらいたいです。
このような、迷惑行為はいつ終結するのでしょうか?
厳重な処罰が必要です。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
スシロー迷惑動画「甘ダレウィズソイソース」女の名前や顔画像は?店舗は何処? | こんこんピックス (concon.jp)
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