俳優の渡辺徹さん(61歳)が11月28日、敗血症のため亡くなりました。
渡辺さんが所属する文学座が12月2日に発表。
文学座によりますと、渡辺さんは11月20日に発熱し、腹痛等の症状が出たために都内の病院で受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院していました。
その後に敗血症と診断されて治療を受けましたが、28日に亡くなられました。
渡辺さんの命を奪った病「敗血症」とはどんな病気なのか、以前から患っている糖尿病の合併症なのか?闘病中の激ヤセ画像について調べました。
敗血症とはどんな病気?

渡辺さんの命を奪った敗血症について調べました。
2016年に発表された、新たな敗血症の定義
敗血症は、かつては、感染症に伴い生じる全身性の炎症によって臓器が障害される病態と捉えられていました。しかし、2016年の「敗血症および敗血症性ショックの国際コンセンサス定義第3版(Sepsis-3)」が発表されたことで、病態の捉え方が変化しました。
新たな定義では、全身性の炎症反応にのみ重点が置かれることがなくなりました。実際に、敗血症に罹患すると、全身性の炎症反応だけが起こるわけではありません。全身性の炎症反応の後には、炎症が収束する抗炎症が生じます。
このため、敗血症とは、炎症によってのみ生じるものではなく、感染への全体的な制御反応の調節がうまくいかないことによって生じる病態ということができるでしょう。
メディカルノートより引用させてもらいました。
専門用語だらけで難しく感じますが、敗血症が引き起こす症状としましては次の通りです。
- 全身の腫れ
- より速い心拍数
- 尿量の減少
- 発熱と悪寒
- 血小板数の減少
- 呼吸困難
- 精神錯乱
- 過呼吸
これらの症状が挙げられるそうですが、簡単に解説すると細菌やウイルスの感染からによるもので、臓器障害を起こすそうです。
医者でない私たちには判断しずらいので、当てはまる項目が2つ、3つある場合は早めに病院で検査を受ける必要がありますね!
糖尿病からの合併症?
渡辺さんは大の食いしん坊で有名でしたが、歌手デビューした頃や、刑事ドラマ「太陽にほえろ」に出演していた頃はスラっとしてスリムでした。
しかし、30代の頃から糖尿病を患い、糖尿病の合併症で数年前から腎臓機能が低下し人工透析を受けていました。
週に三回、四時間の時間を費やします。
しかし、透析を受けていることに対しては大変なことですが問題はなかったようです。
知り合いの、臨床工学技士(透析室の技師さん)に尋ねたところ糖尿病の合併症ではないそうですが、糖尿病になると身体の免疫力が低下し、細菌やウイルスに感染しやすくなるそうです。
糖尿病から、透析を受けられてる患者さんが消毒をしても感染症にかかることがまれにあるそうですが、敗血症になることには、直接的な関係はないそうです。
闘病中の激ヤセ画像
渡辺さんは先ほどもお伝えしたように、大の食いしん坊で奥さんの榊原郁恵さんのいう事を聞かずに、好きなものばかり食べて、一時期は体重は軽く100キロを超えるほど太っていました、
スリムだったころに比べると別人のようでした。
そんな姿までも自分のネタにしてしまい、お茶の間から笑いを取れるユーモアのある人物でした。

オリオンニュースさんより引用した画像ですが、2022年の10月の写真で、当時の体重は73キロで世間的には激ヤセしているとは言いずらいですが、一番太っていた時は130キロほどあったらしく、役60キロ痩せられています。
激ヤセです。
さいごに
最後になりますが、俳優の渡辺徹さんが、61歳の若さでなくなられました。
渡辺さんは、生涯の約半分の年月を病気と闘いながら生きてこられました。
もちろん、奥さんである榊原郁恵さんと家族の支えがあったからこそ病気と向き合うことができたのだと思います。
人間だれしも身体が資本ですから、無茶なことはせずに健康でいられることが何よりです。
渡辺さんの葬儀は家族葬で行われ、後日お別れ会をされるそうです。
本当に人気者で楽しい方でした!
ご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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