最近、Z世代に人気のあるTik Tokの動画にはいろんなジャンルがありますが、今回は『世直し口実系過激動画』というジャンルがあります。
このジャンルで『渋谷の路上喫煙者を公開説教してみた』という動画は370万回再生を超えています。罪悪感なく過激動画を見たいZ世代のニーズにマッチしているようだ」と芝浦工業大学教授の原田曜平も述べているそうです。
Tik Tokで人気のジャンルや共通点について調べました。
Z世代の意味
ずばり、Z世代って?1990年後半から2015年頃までに生まれた人々のこと何歳から何歳までのを指すの?6歳~25歳位までの人を指す(2021年現在)
実は"Z世代"の前に"X世代""Y世代"があるのです。順番で"Z"がきたわけですね。
www.mottainaihonpo.com/より引用
Z世代の前に、X世代、Y世代がありその次のZになったようです。
ゆとり世代や、ベビーブームなどもみみにしたことはあるかと思いますが、なぜ分けるのかが分かりません。
1987年生まれとかで良いのでは?
Z世代が動画投稿サイトに求めているものとは?
TikTokは、Z世代の約半数が使っている動画投稿サイトです。ここでバズった動画を分析すると、Z世代のインサイト(人を動かす隠れた心理)が見えてきます。
僕が所長を務める「次世代生活研究所」では、2021年11月~2022年7月に一般人から投稿され、10万回以上再生された動画を収集して分類・分析しました。その結果、“バズる動画”は以下の3つのインサイトに分類できることがわかりました。①「知りたい・学びたい」……知らない世界や日常に役立つことを知りたい・学びたいというインサイトに応える動画
②「共感したい」……自分と同じような愚痴や悩み、憤りなどを抱えた人に共感したいというインサイトに応える動画
③「刺激を受けたい」……新しいインフルエンサーの手法、推し活、間接自慢を知り、自分も取り入れたいというインサイトに応える動画
Z世代の部下を持つ上司が知っておきたいものとしては、「新人辞めたい欲求系」の動画があります。
例えば、22卒社会人さん(@tomyam___)は、2022年入社の新社会人が会社で感じたつらかったことを1日1回投稿しています。動画「サボった翌日に出勤したら上司に『遅れを取り戻せ』と言われた」は、再生数が13万回近くにのぼりました。
その上司は、「これから頑張ればいいんだよ」と励ますつもりで言ったのかもしれません。しかし本人は、休んだことを責められた、プレッシャーをかけられたと受け取り、つらく感じたようです。
同じく、会社への不満を1日1回投稿している限界マンさん(@kawaiiseikei)の動画「入社2日目にサボった」は140万回再生され、3万以上のいいねがつきました。僕たちの世代からすれば「意欲なさすぎだろ」と言いたいところですが、Z世代にはこうした投稿に共感する若者がたくさんいるのです。
TikTokには、「会社辞めたい」「上司にこんなことを言われてつらい」といった動画がたくさんあります。社会に出れば誰もが体験するごく普通のことでも、彼らには大きなダメージになることも。だからこそ、「新人辞めたい欲求系」の動画が共感を集めているのでしょう。
「縮毛矯正をかけたら髪がチリチリになった」に500万回再生
1つ目は「愚痴共感」です。TikTokでは、Z世代が愚痴を吐露する動画が人気を集めています。大人から見れば「わざわざ投稿するほどの内容か」、「そんなことで愚痴るなんて甘い」と感じてしまうものが大半ですが、Z世代の若者は深く共感するようで、僕自身も分析しながら世代感ギャップの大きさを痛感しました。
例えば、はるさん(@kawaiiko_haru)の「クラスの女子のせいで自分が先生に怒られた」という投稿は25万回再生以上。変人さん(@amomo120)さんの動画「美容室で縮毛矯正をかけたら髪がチリチリになった」は500万回も再生され、いずれも多くの「いいね」がついています。
これらは、日々の怒りや不満を投稿することでストレスを発散したい、あるいは他人の投稿を見て共感したいという心理がうかがえることから、「愚痴承認系」と言えるでしょう。
msn.comより引用
本稿ではこのうち「共感したい」のグループを掘り下げます。そこには大きく3つのタイプがあります。
Z世代の部下を持つ上司が知っておきたいものとしては、「新人辞めたい欲求系」の動画があります。
例えば、22卒社会人さん(@tomyam___)は、2022年入社の新社会人が会社で感じたつらかったことを1日1回投稿しています。動画「サボった翌日に出勤したら上司に『遅れを取り戻せ』と言われた」は、再生数が13万回近くにのぼりました。
その上司は、「これから頑張ればいいんだよ」と励ますつもりで言ったのかもしれません。しかし本人は、休んだことを責められた、プレッシャーをかけられたと受け取り、つらく感じたようです。
同じく、会社への不満を1日1回投稿している限界マンさん(@kawaiiseikei)の動画「入社2日目にサボった」は140万回再生され、3万以上のいいねがつきました。僕たちの世代からすれば「意欲なさすぎだろ」と言いたいところですが、Z世代にはこうした投稿に共感する若者がたくさんいるのです。
TikTokには、「会社辞めたい」「上司にこんなことを言われてつらい」といった動画がたくさんあります。社会に出れば誰もが体験するごく普通のことでも、彼らには大きなダメージになることも。だからこそ、「新人辞めたい欲求系」の動画が共感を集めているのでしょう。
msn.comより引用
さいごに
最後になりますが、Z世代の方たちが動画投稿サイトに求めるものについて調べました。
Z世代の人たちは、自分の気持ちに正直に行動するのですね!
もちろん悪い事ではありません。
無理して我慢する時代は終わりました。
無理して我慢した結果、ストレスが溜まったり、ときには命を絶つなど最悪な事態になることもあります。礼儀正しく、マナーが守れる人間なら何も問題はありません。
若者でなくても動画投稿サイトは楽しんで観ています。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
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