2022年6月29日、大分県別府市で大学生2人を死傷させ、現場から逃走したとして道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで公開手配されている八田與一容疑者(27歳)を警察庁は9月8日付けで重要指名手配容疑者に指定しました。
道交法違反での指定は全国で初のてとなります。
容疑者の八田興一には前科や前歴な何なのか、また現在の潜伏先についても調べました。
事件の内容

事件が起きたのは2022年6月29日。八田容疑者は職場に出勤したものの体調不良を理由に午前中で早退し、午後4時に商業施設でコップを購入していることがわかっています。この時、施設の駐車場で亡くなった大学生との間でトラブルが起きていました。
そして午後7時45分ごろ、ひき逃げ事件が起きました。防犯カメラの映像には被害者2人がバイクで通り過ぎた30秒後、同じ方向に向かう八田容疑者の車を確認。事故の状況や証拠からバイクに追突した時、八田容疑者の車は少なくとも制限速度の2倍にあたる80キロ以上出ていたとみられています。 さらに現場にはブレーキ痕や避けようとした形跡がないことなどから亡くなった大学生の原付バイクをめがけて追突した可能性があることがわかっています。
ヤフーニュースより引用
亡くなられた大学生と一緒にいた友人の証言によりますと、事件が起きる前に被害者の男性は八田容疑者に言いがかりをつけられ絡まれており、ひき逃げ事件が起きた瞬間に「さっきのあいつだ」と犯人が八田容疑者であることがすぐにわかったそうです。
アクセルはベタふみで、故意に被害者の男性をひいたと直感したそうです。
八田興一容疑者の犯罪歴について
八田容疑者の犯罪歴について調べました。
どうやら八田容疑者は事件当時、執行猶予中であったようです。

何の事件で起訴されていたのかは確認できませんでしたが、少年時代にも事件を起こし少年院に送致されています。

上記の記事は千葉日報の記事です。
記事によりますと、八田は高校二年生の時、後ろから消しゴムを投げつけられた事に腹をたて、授業中にカバンから刃物をとりだし切りつけ、被害者のクラスメイトに大けがを負わせ逃走。
6時間後に殺人未遂容疑で逮捕されました。

八田をしる人物によりますと、とにかくキレやすく、キレたら何をするか分からない人間だそうです。
潜伏先は何処?
事件が起きてから一年以上、逃走している八田容疑者はいったい何処に潜伏し姿をくらましているのでしょうか?
事件当時、八田容疑者のスマホは車内に残されており、何も持たずに逃走しています。
八田に似た人物を目撃したという情報は大分以外にも、長崎、大阪、神奈川、東京からよせられていますが、八田の知人の話では、以前から八田は大阪の西成に大きな関心をもっていたそうです。
西成なら、潜伏していたとしても、日雇い労働者が寝泊まりしている様な、宿泊費の安い宿を転々とすると特定したりするのが難しいかもわかりません。
あくまでも推測ですが可能性としては考えられます。
さいごに
最後になりますが、道交法違反で全国初の重要指名手配容疑者となった八田興一について書かせてもらいました。
この事件は「ひき逃げ」ではなく「殺人」行為にあたると思います。
被害者を狙い、アクセル全開で車を走らせています。
警視庁からは有力情報提供料として300万円。
遺族からは500万円が支払われます。
連続殺人の容疑者のような扱いです。
八田を野放しにしておくと、また次の被害者が出る恐れもあります。
早期の逮捕を願います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
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