関東連続強盗事件の被害宅が狙われたのはなぜ?事前に下見していた

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去年の年末から、世間を騒がせている関東周辺を中心に全国各地で起きている連続強盗傷害事件。

東京の狛江市の事件では被害者は死亡し殺人事件になりました。

現在、これらの事件に関与したとされている犯行グループの実行犯の逮捕者は3名ですが、警視庁では7人の実行犯が動いているとみています。

実行犯は、主犯格の男から携帯電話を持たされ指示を受け犯行を続けています。

犯人に狙われた被害者宅な、どういった経緯で狙われたのかを調査しました。

被害者宅が狙われたのはなぜ?

さて、去年から関東や山陰地方で同じような手口で起きている強盗事件は、全部で30件にも及んでいます。

実行犯は7人で動いているとされていますが、すでに逮捕されている永田陸人容疑者の所持品の携帯電話には、犯行の手口や、狛江市という地名などが残されていたことが分かっています。

実行犯のグループは、いずれもSNSの闇サイトで高額アルバイトと勧誘され、犯行に関与していることは取り調べで分かっています。

では、どうして被害にあった現場宅は狙われたのでしょうか?

実は、半年ほど前から犯行現場周辺では若い男性が、たびたび訪れどの家を犯行現場に狙うか事前に下見調査をしていたようです。

どのような下見調査をしていた?

実行犯以外の犯行グループのメンバーたちは、次のような手口で事前に下見調査をしていたようです。

狛江市で起きた事件の近隣の方の話によりますと、二名の若い男性が突然訪れインターホン越しに「屋根を修理する必要があります。ドアをあけてください」と言ってきたそうです。

このとき、顔から下だけしかモニターには映らないようにしていたらしく、強い口調で何度も声をかけ、奥にいたご主人に怒鳴られて逃げるように立ち去ったようです。

このとき、ドアをあけてしまうと家の中の様子を知ることができるので、とにかくドアを開けさせようとするそうです。

このように、屋根の修理をする必要があるからとか、他には国税調査を装い「家族は何人いる」とか高齢者には「預金額」なども聞いていたようです。

これらの行為は、半年ほどまえから事件の起きている現場周辺で起きていたようですが、いずれも業者名は明かさず、名刺も渡さず、といった怪しい人物ばかりで行われていたようです。

それと、高額商品の購入者リストも入手していたようです。

もし、突然このような人物が現れたら注意が必要です。

誰が指示を?

実行犯のメンバーたちは、生活保護を受けたり、まともに職に就けていないものがSNSの「高額バイト」の募集で集まったようですが、指示している犯行グループの実態は何なのでしょうか?

警察では、オレオレ詐欺を繰り返していたグループの一部が、このような事件の中心人物ではないのかとみているようです。

もちろん、暴力団関係者の関与も視野にいれ今後の捜査を続けることでしょう。

さいごに

最後になりますが、関東周辺で起きている連続強盗事件の犯行グループが事前に下見調査をしていた事実について書かせてもらいました。

実行犯の逮捕者は出ていますが、犯行を計画し、指示している人物が誰であるかは現在分かっていません。

オレオレ詐欺と同じで、受け子は逮捕されるが、指示している人物までは逮捕に至らないのが現状です。

警察もこのまま、野放しにするとは思いません。

死者まで出した凶悪犯罪です。

早く解決してほしいです。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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