違法にアップロードされた映画のサイトに誘導する「リーチサイト」を運営したなどとして、京都府警は8日、京都市山科区の無職高橋浩容疑者（59）を著作権法違反（公衆送信権の侵害）の疑いで逮捕したことを、発表しました。
サイトの運営者である高橋浩容疑者の顔画像や、サイトの運営はいつ頃からされていたのかを調査しました。
事件の内容について
今回の逮捕容疑は、洋画やアニメ映画など4作品をアップロードし、そのサイトのリンクを21年から22年にかけて夢心地に掲載。インターネット利用者を誘導し、多数の人が作品を視聴できるようにして著作権を侵害したというもの。リンク先のサイトは海外に拠点があり、夢心地は「入り口」のような存在だったという。
リーチサイトをめぐっては、著作権の侵害を助長するとして、警察による摘発が相次いでいる。20年に京都府警がアダルトビデオのリーチサイトを運営したとして、別の男2人を逮捕。22年にも北海道警がアニメのリーチサイト運営者を逮捕している。
ライブドアニュースより引用
高橋浩容疑者の顔画像
高橋浩容疑者59歳の顔画像を調べました。
逮捕された高橋容疑者の顔画像は公表されておらず、ご紹介することはできません。
また、分かり次第、追記させて頂きます。
夢心地の運営はいつごろから？
今回の高橋容疑者の逮捕に至るまで、サイトの運営はいつ頃から存在していたのでしょうか？
映画の無料動画で夢心地
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経歴を翻訳する
yume551.com2014年<>月入社
夢心地Twitterより
「映画の無料動画で夢心地」のURLがyume551.comです。
また、「映画の無料動画で夢心地」は自サイトのTwitterも開設しており、映画の情報をツイートで通知していました。
サイト名で検索すると、2012年の質問がヒットすることから、10年前から、リーチサイト夢心地は運営されていたと考えられます。
ただ、サイトが既に摘発されていることから、サイトのURLにアクセスしても「ユーザー名」および「パスワード」を要求され、閲覧することが出来なくなっています。
夢心地が登録制になったのは2023年2月3日頃ですが、恐らく、この時期から運営者は警察の捜査を受けていたと思われサイトが登録制に移行したことで、ネット上では「登録方法」や「パスワード」に関する検索が多くなされるようになりましたが、運営者はパスワードを発行していないため、閲覧すること以前に登録することさえできなくなっています。
実際のところ、サイトのTwitterには登録方法やパスワードについて質問する声が多く寄せられていました。
サイトの収益はどれくらい？
さて、10年間も運営し続けたサイトの収益はどれくらいあったのでしょうか？
捜査関係者によると、男が運営していたリーチサイトは「映画の無料動画で夢心地」。2015年ごろに開設され、違法にアップロードされた作品につながるリンクが多数張られていた。リンク先の映画は数万作品に上り、府警は、男がアップロードしていたとみている。夢心地のサイト内にはウェブ広告が掲載され、広告収入を得ていた可能性があるという。
海賊版対策に取り組む「コンテンツ海外流通促進機構（CODA）」によると、夢心地は日本で運営されている最大規模のリーチサイト。近年のアクセス数は月平均200万件ほどで、そのほとんどが国内利用者という。
ライブドアニュースより引用
月平均200万件のアクセスがあったそうです。
ウェブ広告の収入をザックリ考えると、毎月100万円以上の収益があったのではないかと思われます。
世間の声
ここから民事で損害賠償請求コースやな。
判明してるだけで1,000万円以上の利益を得ていたようだが、
ヤフーニュースより引用
その程度は軽く吹っ飛ぶレベルの損害金を請求されるだろうよ。
ファスト映画が問題になった時、止めようとは思わなかったのか？
ヤフーニュースより引用
さいごに
最後になりますが、京都府警に摘発されたリーチサイト夢心地の運営者の高橋浩容疑者について書かせてもらいました。
サイトは１０年間ほど前から運営されており、推定で約１億円ほどのウェブ広告の収益を得ています。
生活するには十分な金額です。
世間の声にもありましたが、なぜもっと早く摘発されなかったのか不思議です。
民事裁判で損害賠償を請求されることになると思いますが、全額払い切るかどうかは本人しだいです。
同じようなサイトはまだまだあるとは思いますが、摘発に至るまでは長い時間と警察の労力がかかりそうです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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