家族4人で新型コロナ対策の持続化給付金300万円を不正に受給したとして、警視庁は30日、三重県内に住む会社役員谷口梨恵容疑者（45）と谷口容疑者の長男で職業不詳の大祈（だいき）容疑者（22）、次男（21）（事件当時は未成年）の計3人を詐欺容疑で逮捕しました。
谷口容疑者の元夫で、長男と次男の父親の光弘容疑者（47）インドネシアに逃亡中とみられ、同容疑で国際指名手配されています。
谷口一家を中心に犯行グループは総勢十数名おり、新型コロナ対策の持続化給付金の不正受給をセミナーなどを通じて全国から名義人を集めて、2020年5～9月の間に約1800件もの虚偽申請を繰り返し、1件につき数十万円近い手数料を得ていた疑いが持たれています。
詐欺グループは総勢十数名いますが、「六本木人脈」と呼ばれる男について、調査しました。
六本木人脈とは？
4人はおよそ1800件に上る嘘の申請をし、過去最高金額の9億6000万円の持続化給付金詐欺事件をおこしましたが、その後の関係者への取材で、光弘容疑者は以前に六本木で知り合った協力者に不正受給の手口を話したところ、協力者の飲食関係の人脈を使って嘘の申請者を集め始めたことが分かっています。
協力者から「何千人も集めて、でっかい仕事しましょう」と言われ、大規模な人集めを行ったということです。
この協力者がいたために1800件もの嘘の申請者が、集められたわけです。
六本木人脈」と呼ばれる男は誰で名前は？
谷口光弘の協力者「六本木人脈」と呼ばれる男は、六本木界隈飲食店やで水商売などの関係の人間に顔が利き、その人脈を利用して、口コミやSNSなどを利用して大勢の嘘の申請者を集め各地でセミナーを開催。
申請者を勧誘するセミナーには、一家の協力者が15のチームに分かれて開いていたことが分かりました。
場所は北海道や関東全域、大阪、愛知、沖縄など全国各地にわたり、ファミリーレストランや喫茶店のほか、キャバクラ店やバーでも行われていたということです。
この男は、本当に悪知恵の働く人間で行動力もありますね。
名前は、公開されていません。おそらく現段階では真実を立証できる確たるものがないために、名前は伏せられているのではないでしょうか。
谷口光弘とは、どういった関係？
谷口光弘と、「六本木人脈」と呼ばれる男の関係は、現在ではあくまでも、六本木で知り合った男性
とだけしか発表されておらず、事件の全貌が見えるまでは明らかにはされないと思いますが、間違いなく、この協力者がいたからこそ、過去最高額をこえる持続給付金詐欺事件に発展したのは、間違いないでしょう。
人と人との出会いには色々とあるとは思いますが、こういった出会い方は考え物です。
まとめ
最近では、持続化給付金詐欺の摘発される、様々なニュースがテレビのワイドショーなどでよく取り上げられています。
政府が、持続化給付金に支給した金額は、５兆円をこえており、詐欺事件が起こることを見越して支給されており、のちに摘発するようです。
理由としては、申請数がおおいため、すべての申請者を審査する時間がないのと、人手不足のが原因だとか。
それを、利用したのが今回のような事件です。
これほどまとまって、大きな金額の事件は、なかなかないとは思いますが、これから、どんどん、摘発され逮捕者が出るでしょう。
国税から、成り立つ給付金ですので、簡単には逃げられません。
それと、本当に困って給付金を支給されている方も、もし疑われるとしたら迷惑で失礼な話だと思います。
ちなみに、谷口光弘容疑者は、嘘の申請者から受け取った謝礼金の6000万円をもって、インドネシアに逃亡していると、逮捕された息子の取り調べでわかっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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